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社員紹介
2011年新卒入社 九州支店設計部 宮武 希実 |
1991年新卒入社 設計部 膳場 進二 |
2017年新卒入社 電気設備部 原山 紗璃 |
2007年新卒入社 九州支店設計部 永田 裕久 |
2000年入社 設計部 江口 紀子 |
2021年新卒入社 仙台支店設計部 石原 陽司 |
2022年新卒入社 機械設備部 印南 衣梨 |
2012年新卒入社 構造設計部 野中 洋志 |
2019年入社 設計部 岡﨑 美香 |
病院デザインの可能性
学生時代に病院設計を目指すか悩んでいた頃、「病院建築は制約が多いから自由にデザイン出来ないよ」「もっと伸び伸びデザイン出来る分野にしたら?」との意見をよく頂きました。昨今、「病院らしくない病院」というデザインコンセプトのものが増えてきましたが、その頃は、今よりもっと病院建築は面白くないと思われていた時代でした。そのような時に、これは裏を返せば、まだまだデザインの可能性が残されている分野だと思い、進路を決めました。
実際、病院建築は複雑で、設計中はよく、難解なパズルをしている感覚に囚われます。(ただ、私は昔からパズルをするのが好きでした。)その各所に、自分ならではの自由なピースを上手くはめ込むことで、機能的でありながら、今までにない病院のかたちを目指しています。
病院は、まだまだ色々な面でデザインの余地があります。一緒に、新しいデザインの可能性を信じてみませんか。
2011年新卒入社
九州支店設計部 宮武 希実
オンリーワンのものづくり・課題や問題を乗り越えて依頼主の夢と希望を実現する
入社以来、意匠設計者として様々なプロジェクトに携わり、設計を通して沢山の方々と出会ってきました。一つひとつの計画にはそれぞれのオリジナルストーリーがあり、設計者として重ねた経験はとても貴重です。
私たちの仕事は、依頼主から希望や問題を丁寧に聴き取り、建築的な解決策を考え、わかりやすい表現に整理して提案する。関係者との調整と合意形成を積み上げて設計図書に仕上げる。着工後は監理者として設計の意図通りに施工されているかを確認し、依頼主の変更希望を現場に指示する。このように計画から建物完成まで多様に関わります。
建物が完成するまでにはさまざまな課題や問題に突当りますが、依頼主、設計者、施工者、コンサルタント、専門デザイナーなど、建設に携わる関係者が一つのチームのようになり、それらを乗り越え、隅々まで思いの詰まったオンリーワンの建物が出来上がります。
これからも依頼主や関係者に信頼される設計者として、時代の潮流やトレンドにアンテナを張り日々研鑽に励みたいと思います。
1991年新卒入社
設計部 膳場 進二
この人と仕事がしたいと思われるような電気設備設計者をめざして
建物における快適な室内環境をつくるために、水・空気・電気の設計を行うのが設備設計です。大半は外観からは見えない部分の設計ですが、建物を長く使い続けるために重要な役割を担っています。当社は全国各地の建物の設計を手掛けるため、寒地・暖地や海沿い・山沿いなど自然環境の違いにより、必要となる設備もその都度考慮しなければならず、常に新しい知識や情報が求められます。
日々業務の中で経験不足や知識不足を痛感することもありますが、気兼ねなく先輩や上司に相談でき、他部署との連携も円滑で風通しがよいので、とても仕事がしやすいと感じます。
若手のうちから設計業務・監理業務まで一貫して任せてもらえるため、担当者として責任をもって仕事に取り組むことができます。また新しい業務を担当する度に発見があり、成長を感じています。この人と一緒に仕事がしたいと思われるような電気設備設計者になっていきたいです。
2017年新卒入社
電気設備部 原山 紗璃
病院は多用途の集合体、だから「やりたい設計」が“つまってる”
学生時代はまちづくりや様々な用途の建物設計をしてみたいと考えていました。しかし入社して病院設計に携わるようになって気付いたのは、「病院というのは実はもうそれだけで複合用途なんだ」ということです。つまり、病院と一言でいっても、診療機能に加え、住宅+ホテル+福祉施設+事務所+飲食店+教育施設+物流倉庫などによって形成される、多用途の集合体といえると思います。もちろんその特性にもよりますが、病院はまちづくりの拠点としての側面も持ち、+ホール+図書館+商業施設+美術館+保育所+αといったように多様化してきています。おそらくここまで多くの用途が複雑に絡みあうのは病院だけではないでしょうか。そのように用途が多岐にわたる分、非常に難しい設計ですが、まちや地域に与える影響も大きく、社会貢献という意味でも責任ややりがいを感じる仕事です。そして、「やりたい設計」が“つまってる”のが病院、今はそう思っています。
2007年新卒入社
九州支店設計部 永田 裕久
個性の尊重と融合による設計チームと1人ひとりの成長が組織の強み
当社が多く手掛けている医療福祉建築は、多くの機能が複雑に絡み合っています。そうした中、様々な組み合わせを考え決断し設計をまとめることで、私たちは大きな達成感を味わえます。
建築はアートとサイエンスが美しく融合する分野であり、3Dの世界ですが、そこに時間軸を加えて4Dで考えるように心がけています。私たちが創った病院が、20年後、30年後、時代の変化を取り込んで、生き生きとしている姿が理想と思っています。
組織にとって大事なことは、目指すもの・好きなこと・得意なことが異なるそれぞれの社員を理解し、その個性を活かしながら、伸び伸びと力を発揮・成長できる環境づくりです。うまくチームが調和することで何倍もの力になり、どんな問題でも明るく乗り越えていくことができます。一方、調和からはみ出たところから素晴らしいものを生むこともあります。当社は調和を大切にしながらも「社会貢献がしたい人」・「機能と美しさを追及したい人」など様々な個性を尊重し合う、居心地の良い設計事務所です。
2000年入社
設計部 江口 紀子
協働する人たちと議論を重ね、回答を見つけていく
意匠設計の仕事はプランやデザインの検討はもちろん、営業的な側面も大きいと感じています。 いかにクライアントの要望を汲み取り図面に落とし込むか、設備や構造と調整して予算の中でどう実現するか、常に社内外でのコミュニケーションを取りながら業務を進めています。施主担当者、病院であれば医師や看護師、ゼネコンやサブコンなど、建物が完成するまでには何百、何千人という人が関わっています。 計画から竣工の各段階で直面する課題に対し、 協働する人たちと議論を重ねてひとつずつ課題を解決し、正解のない回答を見つけていくように建物が完成していきます。
弊社では設計・監理まで一括して担当できることが多く、計画から竣工まで通して経験できるやりがいを感じています。特に支店の場合は人数も限られているため、契約前の営業段階に若いうちから関われることも多いです。医療福祉施設の設計は配慮すべきことが非常に多く、知識・経験不足を身に染みて感じる日々ですが、ひとつずつ真摯に取り組んでいきたいです。
2021年新卒入社
仙台支店設計部 石原 陽司
快適な室環境を保つための空調・衛生設備を提案する
私の所属する機械設備部は、施設内の空調やトイレ・水廻りの衛生設備などの設計を担当しており、施設に求められる清潔さや快適な室環境を保つためにベストな提案を行い、施設の環境維持には欠かせない役割を担っています。
私はクリニックや一般病院、学校の改修業務に携わっていますが、特に現場監理業務では多くの人が関わっていることを実感するとともに、学ぶこともたくさんあります。初めて行うことや分からないことも、経験豊富な先輩方にすぐに相談できる環境なので課題や疑問点をその場で解決でき、日々成長を実感できる毎日です。
社内では業務の他に建築基礎研修があり、図面の描き方や建築に使用される材料の特徴など細かい知識も身に付けることができ、チームで一つの建物を設計するのに重要だと感じています。様々な業務を経験し一つ一つ丁寧に吸収しながら、早く一人前の機械設備設計者としてより快適な空調・衛生設備を提案していきたいです。
2022年新卒入社
機械設備部 印南 衣梨
積み重ねた知識と技術を駆使して建物を“創り造っていく”
建物の架構計画を立案し、構造形式を決定し、柱や梁などの部材断面を決める。これを意匠、設備の各担当と情報のキャッチボールをしながらより良い方法を模索し、少しずつ計画を練り上げていく。これが構造設計の大まかな流れです。
利用する人にとって、建物の中が安全であること、安心できる場所であることは当たり前のことかもしれません。地震や台風などの自然災害に対してこの当たり前の安全性を確保するため、積み重ねた知識と技術を駆使して建物を“創り造っていく”。この仕事は決して派手ではないですが、大きなやりがいを感じています。
当社の構造設計部では、設計を担当した建物は自分で現場監理を行うことがほとんどです。自ら計画から竣工まで携わった建物が多くの人に利用されているのを見たとき、この仕事を選んで良かったなと実感しています。
2012年新卒入社
構造設計部 野中 洋志
キャリア入社で海外業務に携わりながら成長したい
私の経歴は少し変わっていて、入社前はゼネコンでマンションや個人住宅、学校や複合施設などの施工管理をしていました。施工管理を経験する中で、デザインの仕事をしたいと思い、2年間ロンドンの大学院で学んだ後、この会社に入社することになりました。もともと海外で建築をすることに興味があったので、今後海外事業に力を入れていきたいという方針に共感し入社を決めました。
入社して初めて設計・監理を担当した病院が竣工し、クライアントが満足されている様子を見た時、施工管理者時代とはまた違った感動を味わうことができました。設計の知識不足を痛感する毎日ですが、この会社はわからないことなど上司や他部署の方々にすぐに相談できる環境なので、とても恵まれていると感じています。今後は国内、海外の業務に携わりながら、設計者として成長していきたいです。
2019年入社
設計部 岡﨑 美香