中国にとって初めての近代化病院
医療事情が発展途次にある中国に於ける、日中国交回復以来初の日本政府無償援助であり、中国にとっても初めての近代化病院である。こうした事情を背景に、将来の様々な成長変化発展に対応でき、中国の国内技術水準に見合った施設づくりを目標とした。本施設は総合病院(1000床)と研究所、リハビリテーション、宿舎を含む複合施設である。設計手法としては各機能毎に独立したオープンエンドの施設群を2階建ての廊下(モーボ覃を軸としてつなぐ方式とし、人、物、情報、エネルギーの移動はこれによっている。工法としては中国式のPC工法と日本の建設技術を総合して維持管理の容易な建物を目指している。
所在地 |
中華人民共和国 |
構造 |
RC造 |
階数 |
14/1 |
延床面積 |
82,990m² |
竣工年 |
1984年 |
備考 |
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