「生命だけは平等だ」を実践するスーパーホスピタル 高機能、高速度、高精度の「イージス艦」がデザインコンセプト
「生命だけは平等だ」を理念に掲げる徳洲会グループの基幹病院である。心臓カテーテル治療の実績は4年連続日本一(平成21~24年)、心臓外科手術も全国上位を占める。新病院の建設は、200床の増床と診療機能の増強を図るものである。高機能・高速度・高効率の診療ができる機動力を備えた施設とし「短い動線」「見通しの良さ」「すばやい動き」を実現した。さらに免震構造とPC構法を併用した大スパン構造を採用し、「死角のない病棟」や「無柱のICU」などを計画した。また将来の航空輸送の可能性を視野に入れ、ドクターヘリの受け入れ以外に、医師の移動や患者の逆搬送などにも使える「非公共へリポート(私設飛行場)」を設置し航空局の認可を取得した。
所在地 |
千葉県 |
構造 |
PCaPC造(免震構造) |
階数 |
9/1 |
延床面積 |
41,508m² |
竣工年 |
2013年 |
備考 |
2015年度医療福祉建築賞「準賞」 受賞 |