優しさと安心を求めた生活圏の病院
原子力で有名な茨城県東海村の村立病院。スーパーマーケットのような薄ぺらな建物が全国の町村に建ち並ぶのを憂う村長の美学に共鳴し、レンガの荒積みをイメージした重厚な風合いの建物とした。インテリアは木質系の温かみのある雰囲気とし、光庭や天窓からふんだんに自然光を取り入れ、太陽光発電やオール電化を採用するなど、人と環境にやさしい病院を目指した。扇型に配置した個室的多床室群をもつユニークなプランが特徴的。
所在地 |
茨城県 |
構造 |
RC |
階数 |
3/0 |
延床面積 |
7,200m² |
竣工年 |
2006年 |
備考 |
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