リハビリ環境を重視した桜並木に面する老人保健施設
本施設は、主として法人が運営する「等潤病院」から退院して自宅で自立した生活を送るための機能回復施設として計画された。建物名称の「イルアカーサ」とはスペイン語で「家へ帰ろう」という意味を持つ。 外観デザインは、南面・東面にRC打放しの大きな門型を作り、その中にガラスの手摺をはめ込んだシンプルなデザインを心掛けた。住宅地に囲まれた北西面を一層低くすることで、近隣に対する圧迫感を低減している。 敷地東側を流れる親水水路と桜並木に面して大きく開口をとった食堂が、気持ちのよい空間を作り出している。
所在地 |
東京都 |
構造 |
RC造 |
階数 |
4/0 |
延床面積 |
4,346m² |
竣工年 |
2014年 |
備考 |
|