地域の人々に活力を与えられるランドマークとしての病院建築
地域に根差した民間病院の敷地内建替え計画。既存の病院駐車場に新棟を建設し、病院が移転した後に既存建物を全て解体することで、運営休止期間を一切設けることなく建替えを行った。「スタッフ動線と患者動線を明確に分離した運用しやすい建物」を基本コンセプトとしており、敷地形状等制約はあったが、1看護単位の病棟(8㎡/床以上の病室、幅員2.7m以上の廊下を確保)を1フロアに集約することで、1階が外来・救急・放射線・検査・厨房・医事、2階が病棟、3階が管理諸室という一般的で分かりやすく運用しやすい構成を持つ建物を計画した。地域の人々に活力を与えられるランドマークとしての病院建築を目指し、ストライプを基調とした動的で先端的なイメージを持つ建物デザインを心掛けた。
所在地 |
岩手県 |
構造 |
RC |
階数 |
3/0 |
延床面積 |
2,837m² |
竣工年 |
2012年 |
備考 |
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