「身近で明るい、親身で安心、俊敏で適切、清潔で安全」の病院の基本理念を受け継ぎ、新しい小児医療のあり方を追求した小児専門病院
病院本来の機能を優先しながらも、患者・スタッフ両方が使いやすく、「親しみがもて、安心できる」地域の小児病院。1階外来部門は、敷地の通り抜け可能な「遊びの小道」に沿って一般外来、非感染外来、感染外来、救急と患者の症状や診察に合わせて4 つの入口を設け、明確なゾーニング分けを行い、院内感染の予防やセキュリティーを高めた。一方、各外来のスタッフ側のエリアは一体化することにより、できるだけコンパクトな動線を可能とし、どこからでも患者が「見える」「見られる」安心感を確保した。2階病棟では廊下から病室内が見える小窓を設け、いち早く患者の異変に気付き対応ができる計画とし、患者・スタッフともに安心できる空間とした。
所在地 |
埼玉県 |
構造 |
S |
階数 |
4/0 |
延床面積 |
3,204m² |
竣工年 |
2012年 |
備考 |
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