2つのアプローチをもつ地域にやさしい病院
今回の計画は既存の「小張総合病院」「小張総合病院クリニック」に併設し、全国的に医師不足や運用の難しさから産科医療施設から撤退する総合病院が増えている中、産科施設(産婦人科)と合わせて小児医療(小児外来、小児病棟)を設け、さらに近年増加している腎機能低下による人工透析センターの拡充を目的として新棟を設置するものである。 本計画の特徴として挙げられるのは2つの患者・訪問者用エントランスを持つことである。北側に産婦人科・小児用専用エントランス、南側に人工透析専用エントランスを設けることで感染症等にも配慮したアプローチを形成した。此により異なる患者層を円滑にアプローチさせると共に、各々の顔作りに特化することができ、各科の特徴をより明確にする事ができた。
所在地 |
千葉県 |
構造 |
RC(一部S) |
階数 |
4/0 |
延床面積 |
4,632m² |
竣工年 |
2013年 |
備考 |
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