作品紹介

日本ユニセフ協会保育園幼稚園再建支援プロジェクト　ユニセフタワーをシンボルとした、安心安全の子育て空間

東日本大震災で被災した１４箇所の保育園・幼稚園がユニセフの支援による計画。牧山が望める旧施設の記憶を繋いだ建物配置をとり、子ども目線のやさしい空間づくりを心掛けた。窓の高さをさまざまにしたり、子どもの手の届くところはすべて天然木にするなど、視覚や触覚から子どもたちが自ら成長していけるような仕掛けをところどころにしつらえた。L形プランの中央には四角形屋根のユニセフタワーをつくり、力強い小屋組みが、子どもたちの成長を見守り、やさしく包み込んでいる。