作品紹介

大規模災害に強い救急医療センター

「南加賀救急医療センター」は、脳卒中や心筋梗塞など、緊急を要する患者の受け入れ体制の地区内充足を図るために計画された。診察室3室、処置室2室と回復室で、複数の患者への対応が可能である。「救急車風除室」を冬季の強い西風を防ぐ目的で設置した。大規模災害時等に、病院の自家発電機能が失われた場合でも、仮設の発電機や発電車を接続することで医療行為が可能な機能を備えている。