規模拡充・高機能化を続ける中核病院
本病院は東京都中野・練馬区エリアの中核病院である。
A棟増築(2014)では運営中の既存棟間の課題を解決しつつ、病床数の増加、手術部門の拡張、RI検査部門のPET-CT、SPECT、サイクロトロン導入を行った。
B棟増築(2017)では、道路を跨いだ敷地を上空通路にて接続することで、放射線治療が可能なリニアックの導入や、経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)が可能なアンギオ3室の増設など、最先端の医療を提供するための設備を備えた治療部門の拡充を行い、病床数は451床まで増床となった。
敷地は緑豊かな江古田の森公園に近接していることから、その自然の安穏さや心地良さを計画に取り込んだ。外観は、アースカラーを基調とした色彩を用い、配色の濃淡やリブの陰影によって「自然のゆらぎ」を表現した。
インテリアは落ち着いた色合いを基調とすることで、住宅地の中に佇む病院として「住まい」を感じさせるものとした。
所在地 |
東京都 |
構造 |
RC+S造 |
階数 |
9/1 |
延床面積 |
32,117m² |
竣工年 |
2017年 |
備考 |
病床数:増築部分 401床
延床面積:増築部分 22,520.75㎡ |