作品紹介

プライベートな空間と開放的な空間を併せ持つ癒しのサロン

当計画は小倉きふね病院が、隣接地に併設する有料老人ホームと健康増進のフィットネスジムのある複合施設に、さらに癒しのリラクゼーションサロンを開設するものである。
改修ゾーンの1階はリラクゼーションサロンとし、来店者を迎えるプライベートな落ち着いたインテリアとした。特に入口正面に設けたショーケースは、商品の見やすさに配慮するとともに、地域特有の強い北風を、出入りの際に遮ることを意図してデザインしている。
また2階は、1階と吹き抜けの階段で結ぶことで、病院や有料老人ホーム、さらにフィットネスジムから利用し易いイートインコーナーとして開放するとともに、セミナーや講習会にも利用できる場とした。一般的な内装材を用いながらも、素材感や色の濃淡を使い分けることで、リラクゼーションサロンの癒しの空間をつくりだした。