建物全体がリハビリ空間となるラグジュアリーホスピタル
大阪整形外科病院は、「すぐに治す病院」をコンセプトに掲げ、人工関節の名医である理事長のもと、専門医療を提供する病院である。新病院においては、特にリハビリテーションに力を入れ、さらにスピーディで質の高い医療が可能な建築を求められた。設計では、周辺の正連寺川に沿った公園の豊かな環境を取り込み、病院全体がリハビリ空間として「歩きたくなる・向かいたくなる・立ち寄りたくなる」空間をつくりだし、様々なスペースでリハビリを誘発する建築をめざした。また、快適な建築となるように、外来の回遊性のある待合動線計画、診療をスピーディにする「半中待合」、眺望を活かした屋上リハビリなど、ストレスなくスムーズに治療をうけることができる計画とした。内装はホテルライクな色彩計画や内装デザインとすることで、落ち着いた雰囲気を演出し、廊下等のデザインを工夫することで建物全体がリハビリ空間となるように計画した。
所在地 |
大阪府 |
構造 |
RC一部S造 |
階数 |
6/1 |
延床面積 |
5,433m² |
竣工年 |
2020年 |
備考 |
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