伊藤喜三郎建築研究所

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作品紹介

教育研究施設 / 教育研究施設

某小学校

某小学校

木のぬくもりに包まれ、児童が安全・安心にのびのびと成長できる環境

既存校舎と道路を挟んだ敷地に校舎を増築し、既存校舎と増築校舎の3階部分を渡り廊下で接続する計画となっている。児童は道路を通らず、雨に濡れることなく安全・安心に校舎間を行き来できる。1階には未就学児が楽しく遊べ、保護者が気軽に相談できる「子ども家庭支援センター」を併設した。
増築校舎の外観は柱型と縦・横ルーバーを強調したデザインとし、南北面の両サイドは斜めに入り込んだデザインとしている。外壁のベースカラーや柱・ルーバーのアクセントカラーは既存校舎と同じ色調とし、既存校舎との調和を図った。また、1階外壁に木目シート、南北の庇軒天に天然木ルーバーの使用、西側室外機目隠しに木質ルーバーの採用など、木の温もりあるアクセントデザインを各所に取り入れた。
小学校の内装計画は各教室の内装仕上げや廊下腰壁部分、建具を天然木仕上げとし、温かみのある空間と木材利用推進に配慮している。教室と廊下間にはアクセントに木製の固定丸窓ののぞき窓を設置し、木の温もりを感じながら児童たちに楽しんで学校生活を過ごしてもらえるよう計画した。
1階の「子ども家庭支援センター」は地域の方に気軽に親しみをもって利用してもらえるよう、南側の道路に面して開放的な計画とした。遊戯室は全体を「区」の遊び場としてイメージし、区の川、海、木をデザインした。中央部には大きなツリーハウスを設け、木の中に入って遊んだり、木の下で子供達が絵本を読んだりできるスペースとしている。南側には川の土手で滑って遊べる場所をイメージし、床が盛り上がり滑り台状になっている。北側は海をイメージしたボールプールがあり、小学校の第二グラウンドに面してテラスを設け、未就学児が小学生の姿を見ながら成長を感じられる計画とした。

所在地 東京都
構造 S
階数 6/0
延床面積 3,595m²
竣工年 2022年
備考

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