作品紹介

横浜市立大学医学部附属福浦病院

この病院は大学医学部の移転先拡充に伴い、同市金沢区の海に面した埋立地に計画された。「シーサイドライン」の駅舎から病院の２階部分に直接アクセスが可能なため、層構成は、メインアプローチと中央待合ホールを２階に、また車利用者および夜間の出入り口とサービスアプローチを１階と地階に置いた。病棟はエレベータホールを中心として４看護単位をそれぞれＬ字型に配置。南側は平潟湾、東は東京湾、北にベイブリッジと横浜港、西に富士山の眺望を楽しむことのできる明るい病室が実現している。