町並みと調和した病院
東京都の新設地域整備計画の一環として計画されたこの病院は、都心部にあって庶民的雰囲気を残す亀有地域に位置する。このため街並との調和を考慮し、低層で威圧感のない病院づくりを目指した。また、広大な敷地条件を十分に生かしたロの字型プランを採用し、複雑な病院機能を単純明快な平面計画にすることで近代建築としての集約化、機能高率化を図った。運営形態が公設民営方式であること、また、地域に不足している循環器医療と救急医療に重点を置き、地域医療機関と連携しうる開放型病院として情報システムを積極的に採用したことなどが特色。
所在地 |
東京都 |
構造 |
RC造 |
階数 |
4/1 |
延床面積 |
24,434m² |
竣工年 |
1990年 |
備考 |
1993年 病院建築賞 |